irc.tiniは各種気象データを収集し、IRCクライアントとしてまたWEBサーバーとし
て情報を提供すると共に「雨メール」の発行なども行っているAMEDESの心臓部と
言っていいでしょう。
まずは材料を集めないことには話になりません。以下のものを取って来ましょう。
さて、いよいよBuilするわけですが、その前に少しだけ準備が必要です。
irc.tiniを作成するために必要なソースコードはc:\amedesにほぼ揃ってい
るのですが、ただ1つAMEDES2433.javaというファイルがありません。
AMEDES2433.javaはc:\amedes\autosetupディレクトリにありますので、
ここからc:\amedesにコピーしておきましょう。
また、これは好みの問題ですが私は、c:\owapi\lib\OneWierAPI.jarをc:\tini1.02\bin
にコピーしました。
次にAMEDES-20010213というAMEDESのソースコードを使用する場合は
SimpleHTTPServer.javaの始めの方に
//import com.dalsemi.tininet.http.*;
という行があると思います。この行の先頭の「//」を削除します。
irc.tiniを自分なりに改造したい時は、ここでソースファイルを変更しまし
ょう。
これで準備はOK、といきたいところですが1つ1つコンパイルしていたの
では面倒くさいので、バッチファイルを作って一気にコンパイルするよう
にします。例えば下のようなバッチファイルを作成します。
@echo off set PATH=%PATH%;c:\jdk1.3.1\bin set TINIBIN=c:\tini1.02\bin set SRCDIR=c:\amedes set CLASSPATH=c:\jdk1.3.1\lib\dt.jar;c:\jdk1.3.1\lib\tools.jar; set CLASSPATH=%CLASSPATH%c:\jdk1.3.1\lib\commapi\comm.jar; set CLASSPATH=%CLASSPATH%c:\jdk1.3.1\jre\lib\rt.jar; set CLASSPATH=%CLASSPATH%c:\jdk1.3.1\jre\lib\i18n.jar; set CLASSPATH=%CLASSPATH%c:\jdk1.3.1\jre\lib\ext\iiimp.jar; set CLASSPATH=%CLASSPATH%%TINIBIN%\OneWireAPI.jar javac -bootclasspath %TINIBIN%\tiniclasses.jar -d %SRCDIR%\bin %SRCDIR%\*.java java -classpath %TINIBIN%\tini.jar;%CLASSPATH% BuildDependency -x %TINIBIN%\owapi_dep.txt -p %TINIBIN%\onewireapi.jar -f %SRCDIR%\bin -o %SRCDIR%\irc.tini-new -d %TINIBIN%\tini.db -add OneWireContainer10;OneWireContainer1D;OneWireContainer12; OneWireContainer20;OneWireContainer23BuilDependencyを実行している部分は、複数行に分かれて書かれています