irc.tiniの再作成はこちらです。
TINI-AMEDESが届いたら、まずrootのパスワードを変更しましょう。
パスワードを変更するためには、TINI-AMEDESにloginしなければなりま
せん。届いたばかりのTINI-AMEDESにloginするには、以下の手順で行い
ます。
Welcome to slush. (Version 1.02)
TINIxxxx login: root |
rootのパスワードはその場で変更しましょう。
パスワードを変更するためのコマンドは「passwd」です。
「TINIxxxx />」のプロンプト下でpasswdコマンドを投入してください
後はUNIXのpasswdコマンドと同様の手順でrootの新しいパスワードを設
定します。
TINIxxxx /> passwd Enter the new password: hogehoge ←実際はエコーバックされない Confirm the new password: hogehoge ←上に同じ TINIxxxx /> |
以下は、TINI-AMEDESに固定のグローバルIPアドレスを割り当て、直接
TINI-AMEDESがThe Internetに接続する場合について説明しています。
DHCP環境やNATを使用する場合は他のドキュメントを参照してください。
IPアドレスなどの設定には「ipconfig」コマンドを使用します。
固定IPアドレス環境にするにはまず以下を実行します。
TINIxxxx /> ipconfig -r |
TINI-AMEDESに「123.456.789.10」というIPアドレスを割り当て
ディフォルトゲートウェイに「123.456.789.1」を
サブネットマスクに「255.255.0.0」を
指定するには以下のようにします。
TINIxxxx /> ipconfig -a 123.456.789.10 -m 255.255.0.0 -g 123.456.789.1 |
プライマリDNSサーバーに「123.456.789.2」を指定するには以下
のようにします。
TINIxxxx /> ipconfig -p 123.456.789.2 |
設定した内容を記憶させます。
TINIxxxx /> ipconfig -C |
TINIxxxx /> autosetup -C |
現在の設定内容を見るには
TINIxxxx /> ipconfig
Hostname : TINIxxxx. Current IP : 123.456.789.10 Default Gateway : 123.456.789.1 Subnet Mask : 255.255.0.0 Ethernet Address : xx:xx:xx:xx:xx:xx Primary DNS : 123.456.789.2 Secondary DNS : DNS Timeout : 0 (ms) DHCP Server : DHCP Enabled : false Mailhost : 127.0.0.1 Restore From Flash: Enabled Restore last boot : false TINIxxxx /> |
ホスト名を設定するには「hostname」コマンドを使用します。
「tinihoge」というホスト名を設定するには以下のようにします。
TINIxxxx /> hostname tinihoge |
ここまで終ったら、LANケーブルを接続してrebootしてみましょう
しばらくして、LANに接続された端末からTINI-AMEDESにtelnetし
てみましょう。loginプロンプトが返ってきてその時のホスト名が
先に設定したものであることを確認します。
次にrootでloginし、変更したパスワードで正常にloginできること
を確認します。
日付、時間を設定するコマンドは「date」です。以下のようにして
日付と時間を合わせておきましょう。
2001年2月14日、午後3時12分という日本時間に合わせる場合
tinihoge /> date 02142001151200 JST |
さて、いよいよ自分のTINI-AMEDESで収集したデータを配信するため
に、IRC関連の設定を行います。
実はここまでの段階でもデータを配信しているのですが、このままでは
どこの誰から出されたデータかわかりませんので、それらを中心に
設定します。
IRC関連の設定はTINI-AMEDESのrootディレクトリにある「irc.conf」
ファイルを修正することによって行います。
irc.confの編集はTINI-AMEDESに用意されている「TEd」というエディ
タを使う、FTPを使って修正したファイルを出し入れする、などいく
つかの方法が考えられますが、私はFTPで取って来て編集後、やはり
FTPでputするという方法をとりました。
では早速、irc.confを編集しましょう。
どこに設置されてるの?
以下の項目について設定します。
Address1 : Hirakata ←市町村名くらいが妥当? Address2 : Osaka ←都道府県名くらいが妥当? Address3 : Japan ←はじめから入ってますね Owner : JL3OUW ←IRCに接続した時に表示されるユーザー 名。誰のTINI-AMEDESかを示す Nickname : tiniouw ←IRC上のニックネーム。ホスト名と同じ 場合が多いみたい |
最低、これだけ修正すればいいでしょう。
他の項目はそのままでも
いいと思います
屋内ユニットに実装されている温度センサーは、ケース内の温度上昇
の影響からか室内の気温より高めに表示されます。
このセンサーをケース外に引き出すことで、室内温度とほぼ同じ値を
示すようになります。
ケース外にセンサーを引き出した場合と、そうでない場合を区別する
ため、屋内温度を示す表記を変えることができます。
ディフォルトでは「On Board」と表示されますが、センサーを引き出
す改造を行った後「室内温度を測定しているんだ」と主張したい場合は
RoomTempSensor : true |
WEBブラウザでTINI-AMEDESが測定した結果を見たい場合は
ActivateHTTPServer : true |
ちなみに我が家の状況は こんな感じ。
TINI-AMEDESで使用できるコマンドの一覧は「help」コマンドで見るこ
とができます。また、各コマンドの使い方は「help コマンド名」で見
ることができますので、参考にしてください。
irc.conf内で指定できる項目の一覧はこれ です。